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旅の便利情報

交通機関 台湾の旅を快適にする便利な情報が盛り沢山!

バス

 市内や各方面にかなりの路線が整備されています。料金は鉄道よりも安いです。ただし、乗り方、降り方、支払い方法も運行会社によって異なり、案内アナウンスや案内表示がありませんので、短期滞在者にはあまりおすすめできません。

 台湾のバスは、タクシーのように手を上げて停めます。そうでないと止まらないこともあります。運賃は台北市内であれば一律15元ですが、おつりはでませんので必ず小銭を用意しましょう。

タクシー

乗り方

 日本と同じように手を上げて呼び止めます。台湾のタクシーは自動ドアではないので、自分でドアを開け後部座席に乗り込み、自分でドアをしめます。台湾のタクシーの定員は運転手を含めて5名です。

 行き先は中国語ができない方でも紙に住所を書いて見せるだけで、目的地まで行くことができます。

支払い

 到着後、メーターの金額を自分で確認し料金を支払います。運転手は基本的に大きなお金を持ち合わせていないので、小銭で支払うようにしましょう。

降り方

 台湾ではバイクの交通量が大変多いので降りるときには注意が必要です。また、乗るときと同様自分でドアを開け、自分でしめます。

ワンポイント

 安全な乗り物であるタクシーですが、中には悪質な運転手がいる場合があります。見分けるポイントとしては、客引きをしているタクシーや傷や汚れの多いタクシーはなるべく避けた方が無難です。

MRT(捷運)

 台湾主要都市部とその周辺都市を走る地下鉄(一部新交通システム)による高速鉄道網で、早くて安くて安全で快適な乗り物といわれています。

 台北市内を移動する時、駅近くの場所への移動ならMRTが便利です。MRTは全てが各駅停車なので、観光時に利用しやすい交通機関です。

乗り方

 乗り方は日本の地下鉄とほぼ同じです。
 6路線あり、各線が色で分けられていますので、行きたい駅の路線の色を路線マップで確認します。その路線の色のプラットホームを探して乗ります。言葉が分からなくても路線図を見れば分かるように表示が工夫されています。

路線

 淡水線、新店線、中和線、板南線、木柵線、新北投支線、小碧潭支線、小南門支線

料金

20元~65元。
 子供料金はなく、身長が115 センチ以下の人は無料となります。それ以上の人は大人と同じ料金になります。

チケット

 チケットには使いきりのものと「悠遊card」といわれるプリペイドカード式のものがあります。

【使いきりチケットの場合】

■チケットの買い方
改札口付近にあるチケット販売機で購入します。
2.路線図で目的地までの料金を確認し、その料金のボタンと枚数を押します。
3.お金を入れます(100元札も使用可)。
4.ICトークン(コイン型のチケット)が出てきます。
■乗り方
1.改札を入るときは、改札口にあるセンサーにICトークンをかざして通ります。
2.改札を出るときは、回収口にICトークンを入れて通過します。

【悠遊cardの場合】

 滞在予定が2週間以上で、毎日MRTやバスを利用する方なら、こちらを購入した方が便利です。
 最初に500元を支払いますが、その内100元はデポジットとなりますので、400元分利用することができます。利用後、残額とデポジットは駅構内にて払い戻しが可能です。利用金額が足りなくなった場合は、駅構内やコンビニなどで利用金額を補充することができます。
■チケットの買い方
 改札横の駅の窓口か、駅構内に設置してある悠遊cardの金額補充機で購入することができます。中国語に自信のない方は、窓口での購入をおすすめします。
■乗り方
 改札を入るときも出るときも、改札口にある読み取りゾーンにカードをかざすだけで通ることができます。

【便利な『1日周遊券(ワンデーパス)』】

 MRTが150元で一日乗り放題になるチケットです。悠遊cardと同じようにICカード型になっています。有効期限は購入日当日だけですが、一日の利用料金が150元以上の方なら、購入したほうがお得です。最初に200元を支払いますが、使用後に窓口に返却すると50元は払い戻されます。
 1日周遊券(ワンデーパス)は自動販売機では販売されていませんので、購入する際は改札横の窓口を利用してください。
MRTを利用する際の注意
※ 乗車(改札入場)から下車(改札退場)までは2時間以内。同じ駅での乗り降りは15分以内と定められています。違反した場合は20元の罰金を科せられます。
※ 駅構内は大変きれいにしてあります。駅構内や車内での喫煙、飲食・ガムを噛む事は禁止されています。違反すると1500元の罰金が科せられます。