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歴史 台湾をもっと知って旅に役立てよう!

台湾先住民族

もともと台湾には、9つの少数民族が居住していたと言われています。
台湾先住民族には、入れ墨をいれる風習がありました。顔面や体に入れ墨を彫ることで、大人社会への仲間入りが認められるという通過儀礼の一つとされていました。
しかし、現代の台湾ではこの風習はなくなり、入れ墨に対して肯定的でない風潮があります。

中国大陸からの漢人の入植

18世紀以前より中国大陸から多くの漢人が入植し、清の時代になると中国本土からの移住が一段と進みました。現在、台湾の人口の大半は漢人が占めています。

当時台湾に渡った漢人の多くが、福建省出身だったと言われています。そのため、現在台湾語と呼ばれ広く使われている言葉は福建地方の言葉です。

大きな経済発展をとげた台湾

1930年頃、台北を臨時首都とし、中華民国の政権が形成されました。
1950年代になると農業経済以外に、工業経済確立のための政策が採用されました。1960年代には中小企業を中心に工業生産額が増加し、軽工業中心の経済に転換しました。1966年から1980年にかけては経済発展の基礎を築き、1980年代後半になると潤沢な資金を背景に、ハイテク産業を中心にした莫大な投資を行い、大きな経済発展を遂げました。さらに、公営銀行・企業を民営化するなどさまざまな経済政策を行っていきました。

その結果、台湾は現在、世界で最も自由な地域の一つとして事実上の先進国となっています。