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旅の便利情報

年間気候カレンダー 韓国の旅を快適にする便利な情報が盛り沢山!

韓国の年間の四季の特徴を紹介します。
また、韓国の代表的な都市、「ソウル」「釜山」の気温、降水量等の気候について分かりやすくグラフにして纏めました。
韓国を訪れる際の参考にどうぞ。

韓国の四季

 韓国の気候は春秋が短くて夏冬が長く、気候は日本よりも寒暖の差が大きいです。韓国は地理的に中緯度温暖性気候帯に位置しているため、春・夏・秋・冬の四季がはっきりしています。夏には高温多湿の北太平洋高気圧の影響により、蒸し暑い日が続きますが、冬は寒冷乾燥した大陸性高気圧の影響を受けて、寒く乾燥します。春と秋には、移動性高気圧の影響を受け、乾燥した晴れの日が多くなります。

 韓国にも桜前線があり、3月下旬に済州島(チェジュド)から北上し、ソウルでは4月中旬頃に桜を見ることができます。桜の他にも野山ではツツジ、レンギョウなどをみることができます。

 春は基本的には暖かな陽気が続きますが、気圧の差によって黄砂現象やフェーン現象(※)が起こることがあります。しかし、4月中旬までは朝晩が冷え込むので薄手のコートは必要です。黄砂はサングラスやマスクなどの対策が必要です。

※山肌にあたった風が、山越えをして下降気流として暖かくて乾いた風となり、その付近の気温が上がる現象

 特に7月中旬から8月中旬までは、海や山などが多くの行楽客で賑わいます。気温は6月から9月初めまでは高温が続きます。

 熱くなった地表熱によって上昇気流が起こり、にわか雨も多くなりますので、折りたたみ傘を用意しておくといいでしょう。

 韓国の本格的な梅雨の時期は6月下旬から7月にかけてですが、湿度は日本より低いので、多少は過ごしやすいです。

 9月から11月までは昼と夜との気温差が激しく、長雨や台風などの被害に見舞われることもありますが、全般的に快適で過ごしやすい季節です。10月上旬ごろからは雪岳山で紅葉が始まり、11月にはソウルでも楽しむことができます。朝と夕方の温度差が激しいので体調管理には気をつけてください。

 シベリアからの寒波のため、12月から3月中旬までは厳しい寒さが訪れます。山岳地帯の多い韓国では雪も深く、スキーなどのウィンタースポーツも楽しめます。ソウルの人々は基本的に薄着ですが、ソウルでも気温が零下を下回ることが多いので、寒がりの人は、しっかり防寒対策をしましょう。また空気がとても乾燥するので、こまめな乾燥対策も必要です。

冬の韓国の写真

ソウル、釜山年間気候カレンダー

ソウル

■気候: 亜寒帯冬季少雨気候

 日本と似ていて、四季があり、春秋は過ごしやすい気候です。しかし、秋は一日の気温差が激しいので、注意が必要です。夏は湿度が低めで過ごしやすく感じますが、冬は寒さが厳しくなります。12月から2月にかけては、マイナス15度以下になることもあり、厳しい寒さが訪れます。しっかりした防寒対策が必要です。

ソウル年間気候カレンダー
釜山

■気候: 温暖湿潤気候

 日本と同じく四季がはっきりしています。冬の寒さは北部のソウルほどではなく、一年を通して温暖な気候です。人が住むのに適した気候で、他の地域に比べて強い海風が吹きますが、夏季にはしのぎやすい涼風となります。1年の約1/3は晴れです。

釜山年間気候カレンダー