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海外に旅行する際、現地の人とコミュニケーションがとれるとより楽しくなります。
韓国で使える知っておくと便利なあいさつ、会話編、買物編、初対面編、飲食店編、移動編、食事編のハングル語を紹介します。
あいさつ
こんにちは | アンニョンハセヨ |
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さようなら | アンニョンヒ ガセヨ |
誰でも一度は聞いたことがある、「アンニョンハシムニカ」と「アンニョンハセヨ」は同じ意味で、「アンニョンハシムニカ」は「アンニョンハセヨ」に比べて少し固い言い方になります。友達同士や親しい間柄などでは、非常にくだけた表現として「アンニョン」と言います。韓国では年齢と地位による上下関係に非常に厳しく、自分より年齢が上の家族(お父さんやお母さん、おじいちゃん、おばあちゃんなど)のことを友人や知人に話すときにも必ず尊敬語を使います。
韓国の「さようなら」には厳密に言うと、「アンニョンヒ ゲセヨ」と「アンニョンヒ ガセヨ」の2種類があります。
立ち去る人がその場に残る人に対して使う「さようなら」は「アンニョンヒ ゲセヨ」で、その場に残る人が立ち去る人に対して使う「さようなら」は、「アンニョンヒ ガセヨ」です。
「アンニョン」は漢字で書くと、「安らかさ」を意味する「安寧」となり、「ゲセヨ(ケセヨ)」は「いらっしゃってください(いるの尊敬語)」で、「ガセヨ(カセヨ)」は「行って下さい(行くの尊敬語)」となります。「アンニョンヒ ゲセヨ」は直訳すると「安らかにいて下さい。」、「アンニョンヒ ガセヨ」は「安らかに行ってください」という意味となるので、どちらの側かによって言い回しが異なります。
他にも、「ト マンナヨ」(また会いましょう)と言ったり、くだけた言い方で語尾を上げて「アンニョン」(バイバイ)と言ったりもします。
会話編
分かりません | モルムニダ |
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もう一度言ってください | ハンボン ド マレ ジュセヨ |
分かりました | アラッソヨ |
ごめんなさい | ミアンフェヨ |
ありがとう | カムサハムニダ |
はい | ネー |
いいえ | アニオ |
お疲れさまでした | スゴハショッスムニダ |
この会話編で紹介した言葉は、日常会話でよく使われる言葉ですが、使う相手によっては注意が必要です。たとえば、「はい」と「いいえ」にも丁寧な言い方があり、「イェー(はい)」、「アニエヨ(いいえ)」と言います。「ごめんなさい」の丁寧語は、「チェーソンハムニダ(すみません)」となり、「分かりました」は、「アルゲッスムニダ」となります。「アラッソヨ」は、使い方次第では、ぶっきらぼうな、態度の悪い印象にとられることもありますので注意が必要です。
買い物編
これはいくらですか? | イグェウン ウルマイムニカ? |
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これにします | イグッウロ ハゲッスムニダ |
他の物はありますか? | タルンゲ オプソヨ? ※1 |
まけてください | カッカ ジュセヨ ※2 |
それを見せてもらえますか | グゲェウル ボルス イッスムニカ |
要りません(結構です) | テッソヨ |
※1
「タルンゲ オプソヨ?(他の物はありませんか。)」の「オプソヨ(ありません)」は、肯定する際と疑問系の場合と両方で使われます。肯定する際は、語尾を下げ、疑問系の場合は語尾を上げます。同じように、「イッソヨ(いる、ある)」の尊敬語でいらっしゃるの意味「ケセヨ」も語尾の上げ下げによって、肯定、疑問の両方に使うことができます。
「ピッサヨ(高いです。)」の反対語は「ッサヨ(安いです)」です。発音が独特で、「サヨ」と発音してしまうと、「買います」という意味になってしまうので注意してください。
※2
「カッカ ジュセヨ(まけてください)」。の「ジュセヨ」は、「~ください」とも使われますが、動詞とくっつくと「~してください」の意味としても使える便利な言葉です。例として、「この本を読んでください」は、「イ(この) チェグル(本) イルゴ(読んで)ジュセヨ(ください)」となります。
初対面編
はじめまして | ツョウム ブェッゲスムニダ ※1 |
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あなたのお名前は? | ダンシンウ イルムウン ※2 |
私は~です。 | チョヌン ~イムニダ ※3 |
※1
「ツョウム ブェッゲスムニダ」は直訳すると、「はじめてお会いします」という意味になります。同じような言葉で、「パンガプスムニダ」も「お会いできて嬉しいです」という意味になり、「はじめまして」のあいさつとして使われます。
※2
韓国語には名詞にも尊敬語があります。目上の人に名前を聞くときには必ず、「イルム」の代わりに「お名前」を意味する「ソンハム」を使います。ほかにも「年/ナイ」は「ヨンセ」、「食事/シクサ」は「チンジ」など、目上の人との会話には尊敬語の名詞を使います。
※3
「チョ」は「私」を意味する言葉で、相手が年上の場合や見知らぬ人の場合は必ず自分のことを「チョ」といいます。その他にも「ナ」といういい方がありますが、「ナ」は、日本語で言うと「あたし」、「僕」、「俺」を意味し、友達同士や親しい間柄のときに使います。「チョ」や「ナ」は男女の区別なく使われています。
飲食店編
何名様ですか? | ミョップニセヨ? |
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すみません | ヨギヨ ※1 |
~ください? | ~ジュセヨ ※2 |
トイレはどこですか? | ファジャンシル オティエイッスムニカ |
いくらですか? | オルマエヨ? |
※1
レストランなどでウェイターやウェイトレスを呼ぶときに役に立つのが、「すみません」を意味する「ヨギヨ~」です。ウェイトレスが若い女性のときは「アガシ」(お姉さん!)、おばさんの場合は、「アジュモニ!」(おばさん!)、という場合もありますが、一般的には「ヨギヨ~」もしくは「チョギヨ~」が使われます。
※2
「~ください。」を意味する、「~ジュセヨ」は、覚えておくと非常に便利な言葉です。単語と一緒に使うことで、応用して使うことができますので(「メニュー ジュセヨ(メニューください。)」など)、ショッピングの際や交通機関を利用する際に非常に役に立ちます。
お店を出る際に店員に声をかけるとき、「チャル モゴッスムニダ.(ごちそう様でした)」の他に「スゴハセヨ(頑張ってくださいの意味)」がよく使われます。「スゴハセヨ」の過去形の「スゴハショッスムニダ」は、会社で帰り際に「お疲れ様でした」の意味としても使われます。
移動編
~までください | ~ッカジ ジュセヨ |
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○○へ行きますか? | ○○ガヨ? |
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いくらですか? | オルマエヨ? |
~へ行ってください | ~エ カジュセヨ |
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ここで降ろしてください | ヨギソ ネリョジュセヨ |
韓国と日本のバスには大きな違いがあり、韓国のバスは停留所の先や後ろに停まったりしますし、時刻表ぴったりには着ません。運転は非常に荒くて、揺れも激しく、運転手がラジオなどをかけていることもあります。また、車内アナウンスが流れない場合もあります。乗車の際には、運転手に「○○エソ ネリョジュセヨ」(○○で降ろしてください)と伝えておくと良いでしょう。
食事編
いただきます | チャル モッケッスムニダ |
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おいしいです | マシッソヨ |
ごちそう様でした | チャル モゴッスムニダ |
韓国人家庭の食事に招待された時は、「チャル モッケッスムニダ(いただきます)」と「チャル モゴッスムニダ(ごちそう様でした)」を、ぜひ使ってみてください。家の主は「マーニトゥセヨ(たくさん召し上がってください)」と言って、食事をすすめてくれます。韓国では客人が来たときはテーブルに乗り切れないほどのご馳走をならべて盛大にもてなすという習慣があります。器が空になると「ド ドゥセヨ(もっと召し上がってください)」と言って、どんどん食事が出てくるので、もうこれ以上食べられないといった場合には、「テッソヨ(結構です、もう不要、の意味)。」と伝えてください。