旅の便利情報
フィリピンへの旅で知っておくと便利な主要な交通機関、タクシー、バス、ジプニー、カレツサ、トライシクル、高架鉄道、レンタカー、船の情報を紹介します。
バス
エクスプレスバス
マニラを中心に主要都市を走る大型バスで、ルートや本数が限られており長距離を走るのが特徴です。現地の人は比較的富有層が多く、全席指定席でエアコンも完備されているので、一人旅でも安心して乗ることができます。
路線バス
中距離区間を走行することが多く、現地の人が移動手段として多く利用しています。バスの仕様も様々で、エクスプレスバスのような大型のものから、トラックを改造したものまであり、エアコンなしが基本となります。
ミニバス
小型トラックの荷台を改造したものが多く、10~15人ほどが乗り込みます。
ジプニー
ミニバスよりも小さく米軍のジープを改造した相乗りタクシー。車体の横に書いてある目的地をしっかり確認をして、手を上げて好きなところで乗り込みます。料金は初乗りで10ペソ弱程度です。
カレツサ
昔からある馬車のことで、現地の人の移動手段として活躍しています。料金は交渉制で、だいたい30ペソからになります。しかし、観光客にはこれ以上の料金をいわれることもあるので、乗る前に料金をしっかり確認しましょう。
トライシクル
郊外や地方にしか見られない、自動2輪に座席をつけた3輪車。基本的には相乗りで移動します。2人分ほどの狭い座席ですが、現地の人は4人以上など、乗り込めるだけ乗ることもあります。料金は交渉制で、だいだい1人5ペソからです。
タクシー
乗り方は日本と同じです。乗り込んだら、メーターを作動させたか確認しましょう。メーターを使いたがらないドライバーもいるので、その場合は使うよう指示するか、もしくは冷静に話し車から降り、別のタクシーを探しましょう。
基本料金は350m30ペソ、その後250mごとに2ペソが加算されます。
高架鉄道
LRT
カロオカン市内からパサイ市までをつなぐ鉄道で、料金は区間によって12~15ペソです。
乗り方は各駅の窓口でカードを買い、改札口に投入します。出るときも改札口にカードを投入します。
MRT
パサイ市からケソン市までをつなぐ鉄道で、料金は区間によって10~15ペソです。
乗り方はLRTと同じです。
レンタカー
交通マナーがあまり良くなく大渋滞が頻繁におきているので、レンタカーは運転手付が基本です。国際運転免許があれば自分で運転することもできますが、料金はあまり変わらない1日50~100ドルですので、運転手を付けた方が安心です。
船
大型客船
長距離の島々を結ぶのが大型客船で、船室のタイプによって料金が異なります。
1.スイート
ノーマルスイートとロイヤルスイートに別れているのが基本で、エアコン、シャワー、トイレ、電話、テレビ、テラスが完備された高級ホテル並の設備が整っています。また、食事もスイート専用のレストランやバーが完備されています。
2.キャビン
2~6人の相部屋で船によって設備はまちまちです。トイレやシャワーが部屋についている場合と共用の場合があるので事前に確認しましょう。ただ、現地の方は上品な人が多く利用しており、食事もツーリストクラス等と比べると豪華などで、日本人でも安心して利用することがでます。
3.ビジネスクラス
7~14人部屋の大部屋でトイレ、シャワーは共同です。比較的に清潔な船室が多く食事もキャビン客と同じレストランでとることができます。
4.ツーリストクラス
エアコン付きの部屋に定員4人というが一般的。トイレ、シャワーは共同で設備は船によって違いがあります。ビジネスクラスと同じような食事をとることができるので、安全面などを考慮にいれると、このクラスまでにはしておくことをおすすめします。
5.エコノミークラス
チケットの大半をしめるのがこのクラスで、室内と甲板の2種類がります。食事は2等食堂になり、寝る場所を自分で確保する場合もあります。
高速船
セブを中心に運航されています。船内はクーラーが効きすぎていることが多いので、上着など防寒対策をしていきましょう。