旅の便利情報
ベトナムへの旅で知っておくと便利な主要な交通機関、鉄道、バス、タクシー、船、バイクタクシーの情報を紹介します。
鉄道
ホーチミンからハノイを経由して中国までを結び、ハノイからホーチミンまでを約30時間で行くことができます。
種類
基本的には寝台車両と通常車両があり、どちらも2種類の座席があります。寝台は全て相部屋の2、3段ベットが設備されており、料金によってハードとソフトを選ぶことができます。通常車両も木製シートとクッションシートで料金が変わります。
乗り方
乗車券は各駅の窓口で購入でき、主要駅では外国人用窓口もありますので英語が通じます。購入した乗車券は車内で、乗務員にカードと交換してもらいます。
交換したカードは途中の検査や降車時に必要なので、大切に保管しておきましょう。
バス
種類
ベトナムのバスは複数の会社が同じ路線を運行しており、通常のバスと飲み物・エアコン完備の観光客向け高級バスがあります。
また、市内の観光名所を回る観光バスも運行しています。
乗り方
バス停は屋根付きのものと、電柱などに看板が付いているだけのものがあります。各バスには数字が表示されており、行き先と番号をよく確認してから乗車しましょう。
基本的に前乗り後ろ降りで、料金は車掌さんに前払いで支払います。また、日本と違い、車内アナウンスがありませんので、事前に目的地を車掌さんに伝えておくと安心です。
タクシー
乗り方
ホテル、観光施設などのタクシー乗り場から乗る方法と、道路で手を上げて乗る方法があります。
ベトナムのタクシーはドアを自分で開ける手動式なので、自分で開け、自分で閉めます。
ほとんどがメーターを設置していますが、まれに交渉制の場合もありますので、その場合は利用しないことをおすすめします。
また、小さな個人タクシーよりも、車体に会社名などの入ったタクシーを利用するほうが、比較的安心できます。
料金
おつりの端数は基本的にチップとして渡すのが一般的なため、返さないドライバーもいます。
- ※メーターの単位は1,000ドン
- ※有料道路を走行する場合は、お客の支払いになります。
船
ベトナムの船は市民の足として深く根付いており、小さな渡し船から大型のフェリーまで様々な種類があります。
バイクタクシー
渋滞しらずのバイクタクシーは時間のない短距離移動には強い味方ですが、交通事故やボッタクリなどの被害もあるので、乗る時は注意が必要です。
乗り方
道路脇で止まっているバイクタクシーに声をかけ、料金交渉をします。日本語や英語の話せるドライバーは基本的に割高です。乗る時に気をつけたいのが、ヘルメットの着用と荷物の落下、引ったくりなどです。