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歴史 香港をもっと知って旅に役立てよう!

南海貿易の交易港として繁栄

香港では、新石器時代である約5000年前の石器や遺跡が香港島やランタオ島で発見されました。

秦王朝が華南を征服すると、香港地区は中華帝国の支配下に入りました。唐の時代には広州が南海貿易の交易港として繁栄し、ランタオ島から対岸の地域は軍隊の駐屯地を意味する「屯門」と呼ばれるようになります。また、この頃に塩田が開かれたり、五代十国の南漢時代には真珠の採集も行われ始めました。

イギリスの永久割譲、華南貿易の基地として発展

明朝時代を経て清朝時代へ移ると香港の広州が開港され、イギリス東インド会社の船が来航し、イギリスへ中国茶を大量に輸出するようになりました。

海外との貿易が盛んになっていた中、1839年にイギリスと清朝の間で第一次アヘン戦争が起こります。そして、この戦争を締結するために結ばれた南京条約によって、香港はイギリスへ永久割譲されました。

イギリス資本主義の拠点となった香港は、19世紀末から20世紀初頭にかけて華南貿易の基地として発展していきます。

イギリスから中国へ香港返還

その後、第二次世界大戦や国共内戦後に中華人民共和国が成立し、1970年代頃から繊維産業を中心とする輸出型の軽工業が大きく成長しました。この発展によって香港から、数々の企業家が輩出されました。1980年代に入ると、香港は金融・商業・観光都市と様々な面で大きく発展を遂げ、アジアNIESと呼ばれるようになります。

そして、イギリス首相マーガレット・サッチャーと鄧小平により中英共同声明が発表され、イギリスは1997年に香港の主権を返還しました。

現在の香港都心部は、超高層ビルが立ち並び独特な景観を有しており、世界的に人口密度の高い場所としても知られています。また、香港国際空港を新しく建設したり、テーマパークを開園するなど、観光産業により力を入れています。